2018年10月17日水曜日

茶碗をつくるⅢ

 飴釉茶碗をつくった。釉薬が一部飛び、一部は流れて薄く土肌が見えそうになっている。
 相方が、釉が飛んだ部分が「景色になっていい」と言ってくれた。

「今まで値段を付けてくれ」と言うと、「欲しくないものには値段をつけられない」と言ってたが、18個目にしてはじめて「3千円」と値付けして、家族割で千円払ってくれた。
 
 趣味で絵を書いてる同期生にメールで写真を送ったら「貴作は艶やかで見た目が良いですね。」と応えてくれた。
 
 木村先生に頂いた土でつくった茶碗なので、今度お邪魔するときに持参し観ていただく。

2018年7月20日金曜日

茶碗をつくる Ⅱ

 やっと相方から「茶碗の形になったね」「内側のココが外側にあればいい景色になったのにね…」と言われた。

「値をつけて」と言ったら、「ほしくないモノに値はつけられない」。

 教室で他の人が話してるのを聞いても…「重い」「格好が悪い」「使えない」などなど奥さん方は手厳しいようだ。
 
 ま、自分が「できた!」とか「ヤッタ」と思えるのはマダ1個もないわけだから、当たり前だけどね。

 図書館で「和楽ムック 閑居に生きる 細川護煕」を見たら、そこら辺のプロよりズッとセンスがいい。チョット刺激になった。

2018年3月12日月曜日

茶碗をつくる

 大阪に住んでた頃、相方が『東洋陶磁美術館』へ連れて行けという。安宅コレクションの名は聞いたことがあったが、どんなものかは全く知らずに、ネットで場所を調べて一緒に行った。
 で、一発目に①花瓶を見てアッと驚いた。こんな綺麗な形は生まれてから今まで見たことがない。凄い! 説明には国宝と書いてあるが…こんな完全なものを作られたら後の人は、何も作れんやろ…絶対に超えられんやろ…
 
 美術館の面白さを発見したので、阪急に乗って小林一三さんの逸翁美術館へ出かけた。そこで見つけた②黒い茶碗がいい!「これなら俺でも作れる」
 ①飛青磁花生は軸対称の回転体で、二次元の一筆書きの絵で決まる。同じ手口で作ろうとしても、あの絵を超えることは至難の業。
 ②ところが長次郎の黒茶わんは三次元モノで、自由度無限。厳密に言えば世界に同じものはゼロ。
  つまり、好きなように作ったらええんや!

昨年の5月から四日市の「ばんこの里会館」の教室へ通ってロクロを使わない玉づくりという方法で10ヶ月やってみて、ヤットそれらしい外観のものが出来た。但し内面と底面はブサイクだし重くて実用にならない。
 が、好きなように作れるようになってきたので嬉しい。
 
  


2018年1月16日火曜日

久しぶりのいなべ公園

 車で30分程のいなべ公園。夏はオオルリやキビタキ。冬はキクイタダキやベニマシコ。ところが数年前にパタッと来なくなり、足が遠ざかってた。

 昨日、久しぶりに出かけたら入口付近でエナガ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ御一行様のお出迎え。「あれ?戻ってきたんや~」。
 前にベニマシコがいた辺りでミヤマホオジロ!僕は見なかったが相方はキクイタダキも。
 浜木綿で温かい中華を食べて大満足で帰った。
 (透過光のエナガとミヤマホオジロはクリックすると拡大します。)