2019年2月18日月曜日

茶碗をつくる Ⅵ

 
 教室で酸化焼成した6個に続き、木村先生がご自宅のガス釜で還元焼成して下さった6個が焼き上がった。

 
 媚茶の2個が自分のモノとは思えないほど美しく仕上がった。

 


 
 青の半筒茶碗は「七里」風にしたかったのに、またも失敗。
 相方は「高台が1ミリ低い!」
 
 脱帽!







2019年2月6日水曜日

茶碗をつくる Ⅴ

 左手中指を骨折したため、木村先生が12個を釉掛けして下さった。うち6個を陶芸教室で酸化焼成した。

「お茶の教室で、先生に見て戴き御意見を聞いたら?」と相方が言うので、青白1個づつ持って2日土曜の教室に出た。

 負傷中のため、お茶は次客で済ませて終了。片隅で2個を取り出していると、部屋へ戻られた先生が気づいてパタパタと茶人にしては高速で近寄って来られるので、2個を前に置き待つ。
Q:「つくられたの?」
A:「はい」
Q:「この青は何色?」
A:「松園、上村松園の青。トルコ青、トルコブルーです」
Q:「トルコブルーは私のラッキーカラーなんよ」
A:「そうですか」
Q:「この白いいね~」
A:「雪みたいで…」
Q:「わたしは初め虹かと思ったわ。こんなマイカップが欲しかったのよ…」

 日曜日に木村先生に6個の結果を見せに行き、この話をした。
 奥さんで手びねりの第一歩を教えて下さった暁子先生が「それは差し上げて、『もっといいのが出来たら買ってください』って言うのが一番いいよ」と言われてガッテン。
 
 相方の友人二人が作品を待っていたが、事情を話すと「茶人に使ってもらえるなんて名誉なことだから自分たちは次作を待つ」

 月曜日の夕方、お茶の先生に「次の教室の時に持参しますので、どうぞお使い下さい。」と伝えた。

 白い茶碗 口径10.3cm  高さ 7.0cm 高台径5.2cm  重量328gr