2009年7月29日水曜日

同期会


  数年前にリストラがあり、準備していた同期会を中止しました。1名を除く全員が管理職になっていたので、きっと肩叩きされる奴が出る、同期会は平穏に済まないとの読みからです。

 案の定、肩叩きにあったようで、数名が退職。辞めたのは皆少しクセがある奴で、平凡な上司から見ると一見パフォーマンスが悪いとなろうが、実は使いようによっては化けるタイプばかり。うちの会社もフトコロが浅くなったな~と思ったものでした。(某国立大学工学部出身の男は、大型免許を取ってバスの運転手に転進。この発想がユニークでしょう? こんな人こそ残すべきと思いました。)

 それ以来実質的に中止になっていた同期会を、第1回と同じ湯ノ山温泉で35年ぶりに開催することになり、退職した奴らにも声をかけました。浪人・留年や大学院卒やで、昨年から60歳のタイムリミット=定年退職が出ていて、来年以降集るかどうか心もとないので、この際一気に集めるシナリオです。

 で、集りました。25年前に転職した奴にも会えました。ギターが上手くて、中嶋みゆきや小椋桂を独特の節回しで詠う男で、ギターを持って来るように言うのを忘れて残念だと伝えました。ユニークすぎて、平凡な我社に合わなかったようです。

 兎も角、他の中途退職者も含めて全く違和感無く、入社した20代の頃に戻ったような不思議な時間の中で、孫が可愛いとか抜け毛が多いとか結構オジン臭い話も出て、ワアワアと‥‥

 そこから記憶が無く、気が付くと布団の中で朝でした。凄いイビキだったと言われたが、本人は全く分りませんので、フ~ンてなもんで。

 岡山とか長野とか、遠くに帰る奴がいるので朝食を取って直に流れ解散。

 僕は三重県民の森、青川峡、水鈴湖と鳥見の梯子をしながら帰りました。写真は水鈴湖のセグロセキレイです。

2009年7月16日木曜日

チェンバロ弾くぞ

 GarminのNuvi250Plusを見つけてから気に入っている近所のケーズデンキへ行ったら、前から欲しいと思っていたカシオの電子ピアノが本体28千円で売っていた。残念ながら展示品限り。モデルチェンジがあるようで、在庫が無いと言う。
 60の手習に展示品は寂しいので、あきらめて家に戻りインターネットで見てたら、カシオが新型を出すのでモニターを募集している。定価88千円を送料込み59.8千円と価格ドットコムの最安値69千円よりも安い。すぐにアンケートに答えて申しこ込んだらOK.。発売が17日なのに、今日(16日)着いた。腰痛にならないよう1時間ほどかけて、ユックリ組みたてました。
 88鍵のPX-730という機種。黒でなかなかシックなデザイン
 
 何でカシオかというと、うわさでは音源がシュタインウェイだそうで‥‥!
 
 40年近く前に浜松のピアノ屋でシュタインウェイのアップライトを触ったら、あまりに奇麗な音で、ド素人でもこんな音が出るのかと仰天して以来、憧れていたのです。(月給5万円の当時で2百万円以上でした)
  
 音(空気振動)をパテントにするわけにもいかず、肖像権ならぬ音像権も確立されておらず、イササカ疑問無しとはしないが、シュタインウェイを買う層とカシオの電子ピアノを買う層とは元々重複しないから、実害は無いと納得。
 付けたしですが、ヤマハは困るだろうと思います。コンサートグランドの音源を持ってきたのでは話にならないが、少し良いアップライトの音を持ってきても,自社製品とバッティングするからです。
 で、シュタインウェイ?の音源付き電子ピアノのチェンバロ音源でバッハを弾くための練習を始めるという気の長い話でした。