2015年4月17日金曜日

ALTEC DIGをFOSTEX FF225WKでレトロフィットⅢ

 FF225WKの高音の波形が乱れてるので、LSF-555のツイーターを取り出して2Wayにしようと目論んだが、裏ぶたが接着され開けられない。
 アルミ製のバッフルに前面から取り付けられたφ150mmのウーハーを外せば何とかなりそうだがボルトが固着して回らない。ネットでもボルトの頭をなめてしまって、ドリルでサラエた記事があって、難物だ。
 
 物理的な一体化は諦め、LSF-555とFF225WKの箱を
2段重ねにして、20μFコンデンサーと1mHコイルで1.3kHzクロスオーバーさせ、4Ωと8Ωの固定抵抗アッテネータで出力を均等にして3Way化した。


インピーダンス 出力音圧レベル
FF225WK 8Ω 93dB
LSF-555 6Ω 85dB

 

2015年4月15日水曜日

ALTEC DIGをFOSTEX FF225WKでレトロフィットⅡ

 ALTEC DIGの箱に入れたFOSTEX FF225WKが予想以上にいい音なのでWave GeneとWave Spectraで周波数分布を調べた。

 最初ELECOMのWEBカメラに付いてるマイクで測定したら、フルレンジなのに1.8kHzあたりに凹が出る。他のスピーカでも同じ凹が出るのであきらめて、AMAZONでサンワサプライのMM-MC1を¥650で買った。測定結果は上図。

 ついでに他の手持ちスピーカも測定。
KENWOOD LSF-555 φ150 2WAYバスレフ 中図、
KRIPTON KX-3PⅡ φ170 2WAY密封 下図。

 2つとも思ったより低音側が伸びている。高音側は20kHzまでしか信号を送ってないので、プッツンしてるが、送れば再生するだろう。

 もう一つの発見は、10kHzで僕の耳には聞こえなくなることだ。
 3年前に耳鼻科で測ってもらった時は20代と言われたが、その後2つの病気で計4ヶ月ほど入院したら、8kHzで10~15dB落ち、歳相応と言われた。


 アンプKENWOOD KAF-5002はスピーカが2種類しか切り替えられない。ダイソーでミニカー用ショーケース1個¥100、AMAZONでトグルスイッチ2個¥486、スピーカー端子赤黒4セット¥1,480を買って、スピーカー3種類を切り替えながら聴けるようにした。
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2015年4月13日月曜日

ALTEC DIGをFOSTEX FF225WKでレトロフィットⅠ

 35年ほど前に買ったスピーカーALTEC DIGを引き出してアンプに繋いだがウンともスンとも言わない。
 ネットで調べたら8インチφ200スピーカーユニット409Bが湿気に弱くサビ原因の断線が多いようで、3年前に同じ症状でユニットをFOSTEXのFE204に交換した人を見つけた。

 先人にならって僕もFOSTEXに交換することにしたが、FEはバックロードホーン用なのでバスレフ用のFF225WKに決めた。

 ただ厄介なことにDIGはバッフル板の後ろからユニットを取り付けてあり、スピーカーの穴はφ180。先の人も後ろから取り付けている。

 FFをφ185の穴を通して前から取り付けるように指定してるFOSTEXへ「後ろからφ180穴へ取り付けたらどうなるか?」と問い合わせたら、「縁のプラスチック・リングが割れるので不可」の回答。

 φ180をφ185に拡大する方法を色々調べて、ノコヤスリという江戸時代からの道具を発見。四日市のホームセンターディオワールドへ行き、ヤスリ売り場で「ノコヤスリありますか?」と訊いたら「聞いたことがことがないがどんなものですか?」。
 「のこぎりが斜めに交差して、切り粉が落ちるように穴が開いていて…」
 店員さんと2人で探したら棚の一番端に一本ぶら下がっていた。2人共初めて見るノコヤスリ…ラッキー!

 20ミリ厚のバッフル板を15分ほど削ると、あっけなくφ180がφ185になって、凄いぞノコヤスリ!
 
 うまく追加工できたので早速FOSTEX FF225WKとターミナルP24B各2個、40Wはんだごてセット、バナナプラグ12本セット、3m×2本組スピーカーケーブルをAMAZONへ発注。翌日には全て揃い、『村田製作所の「エレきっず学園」のうまくいく電子工作のコツ「はんだ付け」』に従って組み立てた。

 ALTEC 409Bは同軸2WAYだがFOSTEX FF225WKはフルレンジ。
 僕の評価用CD ①シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団サン=サーンス交響曲第3番の壮大なオルガン ②デュメイ/ピリスのフランク バイオリン・ソナタの繊細なバイオリンいづれも文句なし。
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