2011年3月8日火曜日

大阪城公園の野鳥


6日は久し振りに大阪城公園へ行った。

少し暖かくなったので観光客が増えた。
が、鳥見人はほとんどいない。鳥がいないからナ~。

ジョウビタキ♂2♀1、シメ2、シロハラ2、ツグミ2、他に豊国神社東にトラツグミ。この子は大物だ。人間には関係なくボウヨウと我が道を歩んでいる。

ジョウビタキは高貴に思えるメスが好きだ。でもこうやって見ると、オスもりりしくていい面があるな。

ただ銀色のヘルメットは消防士みたいで、鳥らしくない‥‥と言っても、あっしには関わりがネエことでござんすって言われそうだ。
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2011年3月7日月曜日

神戸市立森林植物園の野鳥

 5日土曜日。久しぶりに神戸市立森林植物園へ行った。

 寒かったが、長谷池は凍っていなかったし、ウソもウソ狙いのカメラマンもいなかった。
代わりにフクジュソウが咲いていて、ミヤマホオジロが一生懸命エサをついばんでいた。

この前に見かけたジョウビタキもルリビタキもいなかった。
ホオジロがいっぱいいた秋草の小径は、下草が刈られて何もいなかった。

ああ諸行無常

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2011年3月3日木曜日

リパッティ

 久しぶりに出張。

早く終わって大阪へ戻ったのでTower Records へ寄ってオーパス蔵盤リッパッティのグリーグ/シューマン・ピアノコンチェルト、ターリッヒ・チェコフィルのスメタナ・我が祖国、DECCA盤アシュケナージ10枚組みピアノコンチェルト集を買った。

リパッティは同じ48・49年音源のEMI盤CDがある。
が、オーパス盤が圧倒的にいい。EMI盤はフィルターをかけすぎてるので、ピアノの音の輝きがなく白々した風情で、これで初めてリパッティを聞いた若者は、こんなものかと思うだろう。

オーパス盤は素晴らしくピアノが輝く。
端正で格調の高い演奏に胸がジーンときて、ちょっと涙が出そうになった。

自宅にLPがあるはずだが、LPよりもっとリパッティの素晴らしさ高貴さが分ったように思う。
年をとって人生の深みが分るようになったこともあるかも知れない。

リパッティを知ったのは21歳。父も祖父も32歳で亡くなり、自分はどうかな?と思っていた頃に、32歳で白血病で亡くなった天才ピアニストと聞きLPを買った。
実際には33歳で悪性リンパ腫で亡くなったそうだ。

いま僕は62歳、長生きできてうれしい♪

2011年3月1日火曜日

オーパス蔵

寂しいことにウォルティ堂島がなくなったので、初めてTower Recordsへ行きセール中のカザルスのバッハ無伴奏チェロ組曲を買った。(1月初めのことです)

僕が勤める業界からスピンアウトした方が創設した会社『オーパス蔵』が、SPレコードを音源としてCD化。1936~38年のレコードで、よくもまあ残っていたものだと思う。

音は圧倒的。LP世代としては、SPがこんなだったのかと、驚愕。

一期一会の演奏の生々しさが伝わってくる。