2009年6月25日木曜日

政治の夏

 政治の季節がやってきた。

 マスコミ受けする大阪や宮崎が、好き勝手なことを言い始める。『政治とは所詮どうやって食料を分配するかってことだ』と書かれてるのをどこかで見たが、この2人と名古屋市長は、言い方は悪いが、どん底を生きてる人に対する共感(シンパシー)が無いと思う。知らないんだろううな。

 あなた達、どうやってタベモノ配るんですか? それこそが政治ですよ!

 これだけ経済が落ち込むと、生活への影響が大きい。失業者はアメリカでも日本でもシバラク増え続ける=シバラクは3年程度。

 でもインドや中国は離陸したんだよね。沈む国と登る国がバランスすればいいんですよ!

2009年6月17日水曜日

せせらぎ街道


 2人とも鳥見1年生で確かなことは分らないが、オオルリは高山に移っているようなので、『渓流があって高い所となると、郡上八幡から入るせせらぎ街道しかない!』 との相方のご託宣に従って、13日土曜日6時半に出発。

 とても美味しいそば屋さんがあるので、以前よく郡上に出かけたが、高速道路が片側1車線で、トンネル内は特に狭くて、とても怖かった。今度は郡上までズ~っと2車線なので、走りやすく気が楽。

 高速が上限千円で走れるようになって、軽自動車が増えたと思う。普段は近場のお買物や、仕事場へ行くために丁寧に使ってる奇麗な軽自動車が、排気量に見合った速度で楽しそうに走っているのは、実に微笑ましい。

 無料にしろと言う意見もあるようだが、高速道路を作るのに使った40兆円の借金を、車に乗らず恩恵にあずかることが無い高齢の年金生活者が払う税金からも一緒くたに、返していくのは不公平だから、使う人が払う受益者負担が基本です。

 累進課税みたいに、排気量円に出来ると良いんですが‥‥。軽の人は上限660円、1.5Lの人は1,500円、4L高級車の人は4,000円と言う具合。これは民間的な経済社会的考え方で、自民党は官僚的に一律千円、民社党は社会主義的にゼロ。ロシアも中国も変ったのにな~と思います。民主が政権をとったら昔の英国、フランス、イタリアのように暫くダメになるでしょうね。

 で、せせらぎ街道には、オオルリがいました。ミソサザイも、キビタキもいました。コゲラの子供もいました。お母さんと一緒も撮ったのですがピントがイマイチで‥‥ササが多いので、コルリもいるのではないかと思いますが、姿が見えず鳴き声も分らないので、確認できませんでした。

 近々、食料などもう少しきちんと準備して、もう1時間早く出て、徹底的に調べる予定です。

 

2009年6月7日日曜日

鈴鹿の山Ⅱ


 朝早くなら、駐車場の山桜に下りてくるに違いないと勝手に決め、今日は相方が仕事なので単独行で5時過ぎに出発、昨日に続く宇賀渓駐車場に6時前着、じっと待つ。

 早起きの登山者や新聞屋さんが通る。駐車場と前の山の間には、川があるようで谷になっている。山では、色々鳥が飛んでるが、鳥見1年生にはヒヨドリぐらいしか分らない。向うの山の中で、オオルリの『もういいよー』も聞えるが、こっちまで下りて来ない。1時間待ったが、諦めて三重県民の森に移動。

 メイン・パーキングから上には昨夏1度だけ登ったが、それ以外はズーッと下をワンダーしてきた。今日は上を狙う。昨夜施設の案内でオオルリは4月初旬から6月初旬しかいないと調べてあるので、オオルリは除外。下で何度かキビタキを見たので、これが上にもいるかどうかが、本日のメイン・エベント。(これ昔ボクシングのTV中継でよく聞いた表現で、今もそういう表現してるのかな?)

 で、上に向って歩き始めて、20m。落ち葉の間からからフッと上にあがって枝に止った鳥を双眼鏡で見たら黄色、キビタキだ。エライ簡単に出くわしたな~と思いながら歩いて、展望台近くに行くとフッと舞い上がって枝に止った茶緑色の小さいコがヒタキ独特の尻尾振り、メス。

 一番上の東屋に着いて、ジュースとサンドイッチでノンビリ腹ごしらえ。鳥は飛ぶがヒヨドリがメイン。ゆっくりと下り始め、ほぼ最下段の休憩所でサエズリ♪

 携帯のボイス・レコーダで録音したが、メデイア・プレイヤーでは認識できないそうで添付しません。黄色いコを4百枚ほど撮って、こっちの足腰が与太り始めたので駐車場へ戻る。撮影中に後を通ったご夫婦のハイカーに駐車場近くで会い、『いい声で鳴いていたのはルリですか?』と問われ、『キビタキです』と鳥見1年生らしからず結構セミプロ風にお答え。

 

鈴鹿の山Ⅰ


 相方が石榑峠へ行こうと言いだした。

 『崩れて通行止めだよ』と言っても、『行けるところまで行く』と聞かない。『道が細いからUターン出来ないだろう』と言っても、『バックすればいい』と引き下がらない。

 目的はオオルリ。庭田山のオオルリが何故かいなくなったようで、モット高いところへ行ってみたいということなんだが、最近2人とも運転の腕が落ちてるので、アンマリ気乗りしない。

 相方は、最近仲間2人と超ミニ会社のようなものを立上げて、結構仕事が入り忙しく、2ヶ月ほど鳥見してないのでフラストレーションが溜まって、過激だ。

 一先ず石榑峠へ向う。工事中にも拘らずズンズン走破。が、遂に工事用の車輌で道路が完全に塞がれてる地点に到達。工事してるお兄さんが両腕でバツテンしながら近づいてきて『これ以上は行けない』と言う。

 幸なことにUターン出来、戻り始めて暫くしたら宇賀渓へ曲る地点に出た。相方の『曲れ』の指示に従い曲ったら、すぐ観光協会の駐車場に出くわしストップ。そこから先には進めず、駐車場のおばさんが『5百円払え』と迫る。

 ここまで戻る道すがら、オオルリ特有のさえずり『もういいかいー』が何度も聞えていたので、こんなところに止めなくても、工事で車が通らない元の路上に止めればいいのにと不承不承5百円を渡した。大きな駐車場なのに朝9時でヤット3台目也の駐車して、車を降りたら『もういいかいー』 

 エライ近い所にいるなと思いながら、カメラと双眼鏡の準備をしていたら、トイレに行った相方が走って戻ってきて還暦祝いの赤いG1を引きずり出し、『あそこ(駐車場内)の山桜の木にいる!』

 おっとり刀で行ったら、フッと飛んで、なんと駐車場横の電線に止った。オオルリは近辺の一番高い木のテッペンで、周りを見下ろしながら超美声でさえずるモノと2人とも信じていたので、スズメやカラスと同じように電線に止ったのには、意表を突かれたが、この時点で5百円の元は取った!ニコニコ♪

 この石榑峠駐車場は竜ヶ岳登山の基地らしく、自分達と同じ世代の登山者が次々と登っていくのにはチョッと感動した。

 我々も駐車場のおばさんにもらった地図を片手に、少し歩いてみた。但し、皆さんと違って2時間ほどで到達する頂上への山登りや、河原でのキャンピングが目的ではなく、オオルリ一筋の鳥見散歩だ。

 標高250mの駐車場から、332mの白滝吊橋まで往復約2時間半歩き、駐車場の1羽を入れると都合オオルリ3羽とカケス2羽を間近に見ることが出来大収穫だった。(写真は登山道の樹間から撮ったオオルリです)

 帰りに相方が駐車場のおばさんに『沢山鳥を見れました』と礼を言い、僕も深く一礼して感謝を示しました。