2010年3月29日月曜日

鶴舞公園バードウォッチングⅧ


相方共々腰の調子が悪く、花見がてら平坦地で散歩しようと土曜日は久しぶりに鶴舞公園へ行った。

桜は三分咲ほどだが、屋台が出たり、桜の下は賑わしい。

軽く公園内を歩いて八幡山古墳へ回り、シロハラ、ツグミなどを見つけて、まだ帰ってないんだな~とか言ってたら、買物袋を下げた年配の女性が近寄って来て、『あれは何?』と問う。
相方が『今飛んだのはシロハラです』
『そう。さっき公園で初めてルリビタキを見て感激したわ。奇麗だね~』

公園へ戻り、まだ帰ってなかった元気なルリに再会。
冬の間に人間慣れしたのか、近距離なのに逃げる様子が無い。相方は400mm相当の赤い女流一眼で連写に次ぐ連写。そのうち後の僕に向って小声で、『近づいてイイ?』と仁義を切る。『どうぞ』と答えると、更に一歩近づいて、連写また連写。藪へ去るまで約10分間撮り続け、最後に藪に向って『元気で帰りなさいね』。

春になって、ウグイスが藪から出て、日の当る明るい枝でさえずるようになった。で、こっちも僕の青い男流一眼でいい姿が撮れました。(クリックすると拡大します)
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2010年3月14日日曜日

こぶしとクマタカ

  猛禽類を見たくなって、昨土曜日は海上(かいしょ)の森へ行ったが、あいにくのショボ振り雨で不発。

  相方の発案で、今日は 月見の森へ!

  森と言うものの、インターネットの調べ方が甘かったのか、先入観が強すぎたのか、実際には軽度の登山。
  前日の寒さで懲りたので、徹底的に寒さ対策したのも裏目に出て、暑くてしょうがない。ヤットコサの思いで頂上に立ったが、相方はベンチに座りこんで景色どころではない。僕は少し余力があって、上下左右景色を見、オーあれが御岳か、フンフン左は白山だ‥‥などと一人で合点。

  その内、上空に尾が扇のように丸く、黒と白の模様が付いた鳥が飛んでるのを見つけた。これが初めて見たクマタカだった。動きが速すぎて写真には撮れなかったが、シンプルで斬新なデザインが素適だった。

  何のために自然はこんなデザインをしたのだろう?

2010年3月1日月曜日

タンチョウ

   土曜日に小牧市のタンチョウを観に行った。
   狭い道に沢山の車が停めてあり場所はすぐに分ったが、『さっきあっち(東)へ飛んでいったよ』 とのこと。
   出遅れたか~と思ったが、一先ず隙間を見つけ車をこじ入れ停めた。

   ギャラリー約60名は椅子を持ってきたり弁当を食べたり、準備がいい。こっちは半信半疑で来たので、いつもなら鳥見に持参するポットの紅茶もお菓子も持ってきてない。ひたすら待つのみ。

   突然『来た!』という声で上を見ると、頭の上を西から東にむかって飛んでいく。アリャ~とカメラを向けたが、どうにもならない。一番東の田んぼの端でUターンして着陸態勢。慌ててシャッタをきるが、 補足できず‥‥、着陸、翼をたたむ。ベストシーン失敗。11時半。

   その後は、東が高く西が低い段々になった田んぼを一枚一枚、餌をついばみながら 降りてくる。夢中で数百枚撮ったが、写真のように羽がまくれ上がるような風が強い日だった。

  朝見かけた19号沿いの回転すしへ行って腹ごしらえをして戻り、離陸を待った。
   5時を過ぎて、日が翳りASA800の世界になった頃、突然西にむかって離陸。シャッターが遅くピントが合わず‥‥。50mぐらい離れたとき、やっと後姿にピントが合って‥‥カシャ!

   曇った冬空を西に向う、その孤独な姿は、古事記のヤマトタケルのようでジ~ンとしました。(クリックすると画が大きくなります)
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