2009年12月13日日曜日

駈足旅行Ⅰ

11月の末に1泊2日で沖縄へ行きました。

 5時起きして飛行場へ。那覇空港からは、予約しておいた琉球料理の『美栄』の電話番号をナビに登録してレンタカーで発進!

 走りながら電話したら、親切にも玄関に迎えに出て戴き感激。実に古風な作りの部屋に通されたが、天井の傾斜などどっかで見たことがあるような‥‥。聞いたら京都の大工が来て建てたそうで、納得。

 部屋の隅にへこみ(押入れの跡だそう)があり、火鉢らしきものが積んである。『これって火鉢ですか?』『そうです』『冬は火鉢使うんですか?』『いえ、本土にいた女将の兄さんが持って帰ってきたものです』漆器で貝の象嵌がある素適な火鉢で、気分がシットリ。

 それからは料理が出されるたびに『え、それってなんですか?』てな質問をしても、微笑ながら丁寧に説明して下さったのでよく分りました。沖縄というとゴーヤ・チャンプルーしか知らなかったんですが、本当に手間をかけた、ヘルシーな料理なので一品一品納得。豚肉も徹底的に脂抜きして、擂ったゴマを塗るなどバランスがとってあるので感心。実に見事で美味でした。

 その後、訪れた第二の目的地、首里城の王様もこういう健康料理を食べてたんだろうなって思いました。久しぶりにリッチな昼食でした。

2009年11月22日日曜日

ミシュランの野菜つくり

   相方の発案で、車で15分ほどのところにある市民農園の一区画6m×7mを借りて野菜を作ることになり、昨日2畝、今日1畝を作りました。
 

   2人とも腰痛持ちなので、できるだけ軽い器具を買い、コルセットをして、本当は30cmほど地面を掘って土を裏返すべきところ、昨日は0cm、今日は10cmほどでお茶を濁して、いろいろ植えました。

  
 苗:ソラマメ、ナバナ、スイスチャード、ムラサキキャベツ、スナックエンドウ、ブロッコリー、ミズナ、キャベツ 
 種:ほうれん草、大根、小松菜
 ハーブ:ベルモット、オレガノ、ライオンズイヤー
 揃えた器具:スコップ、クワ、三角ホー、スキ、移植ゴテ、ジョウロ、堆肥、石灰、液体肥料、長靴、手     袋 
 周りに防風林等もない農園で、凄く寒かったので家に帰って一風呂浴びて、温泉キブン!
 娘が送ってくれたアゴで取った濃厚ダシ・おでんでグビッ!
 61歳にして初の野菜つくりに‥乾杯~♪


 竹葉亭で食べたミズナスに負けない漬物を創るゾ!


  

2009年11月2日月曜日

鶴舞公園バードウォッチングⅡ


先週、平和公園で鳥見をしていた時に、双眼鏡を覗きながら突然相方が『頭が緑色』と叫んだ。
アカゲラを探していた僕は何のことか分らず、『どこ?』 
双眼鏡を離さず相方 『説明しにくい』 『ア、飛んだ』 『2羽いた』『アオバト‥‥』 

鳥見暦1年半の2人。僕は昨年冬、単独行の京都御所でアオバトを見て、写真も撮ったが、相方は未遭遇。僕は内心『錯覚じゃないの?』 口に出さなかったが、態度に出たみたいで‥‥

日曜日、相方に引きづられ平和公園の同じスポットへ9時半着。ずっと奥の木にアカゲラ。樹間を狙って、カシャッ。撮影OK。
3時間ほど探したがアオバトは現れず。

バード・バスで話を聞くと、鶴舞公園で昨日アオバトの写真を撮った人がいたので転進。

お気に入りの地下食堂で僕はエビフライ・ランチ、相方はなんと味噌カツドン+きしめんの合わせ技、名古屋・ランチ。戦闘準備を完了して、台座へ行くと、ノゴマが出ている。カシャッ撮影OK。


ノゴマ・スポットにいた親切な人にエスコートして戴いて、アオバト・スポットに到着。カシャッ撮影OK。
相方は『平和公園で見たのはやっぱりアオバト』と満足ゲ。

平和公園のバード・バスで聞いたところでは森林公園にもいるとのことだし、天然記念物が思ったよりアチコチにいることと、相方が姿・色などパターン認識が適確なのに脱帽。早い話が野鳥の会のハンディ図鑑を独自パターンで暗記している。恐るべし‥‥

2009年9月17日木曜日

千畳敷バード・ウォッチングⅣ

 急いで歩くと息が切れるほど空気が薄い。登山者達が一歩一歩、足を踏みしめて登る中を、易々と飛ぶホシガラス。よく見ると稜線を越える時など、羽ばたかずに山の斜面に沿って上がる気流を使ってる。

 行ったり来たり忙しいカヤクグリもタップリ見たので、もと来た道を下る。

 朝と同じように駒ケ岳神社を右手に折れて、相方が見つけた和製ブルー・ベリーをもう一度見に行く。写真に撮っていると、相方が『後ろ、後ろ』と言う。
 
 数羽が石の上に降りてちょんちょん歩いている。胸から腹にかけてモコモコで、頭が灰色。相方が『イワヒバリ』 と言う。『なんで知ってる?』『TVで見た』 
 パターン認識では男と女の能力に圧倒的な差があるような気がする。勿論男劣勢で脱帽です。

 
 それはさておき、和製ブルー・ベリーを、どこかで見た青だな~と思った。
 さっきフッと思い出してインターネットで調べたらその通りだった。
 上村松園の青です。

 千畳敷はリッチだ!

2009年9月16日水曜日

千畳敷バード・ウォッチングⅢ

 お腹も空いたので山上ホテルのレストランへ。僕はカレーライス、相方はソース・ローメン+豚汁。
 ブツ切りのイモや肉が入ったカレーは如何にも山の男の料理。でも御飯にシンがない。昔は低地のスキー場でもシンがあった。きっと圧力釜使ってるんだろうな‥‥。

 御飯の後は、駒ケ岳神社を左手に曲って少し登ってみた。この道は傾斜がきつく幅も狭い。時々登山者が下りてくるだけで、とても静か。何種類かの鳥の声が聞える。
 
 アッと思ったら、眼の前の松に1羽止った。

 色合いはミソサザイの味噌茶色だがサイズが違う、尾も違う。ともあれ連写!
 帰って図鑑で見ると、カヤクグリ。

千畳敷バード・ウォッチングⅡ

 今年は遅くまで雪があって開花が遅かったそうで、予想外なことに高山植物が結構咲いている。

 鳥はいないとの読みで、相方は赤い女流一眼を車に置き、NikonのデジカメS600をポケットに山上へ。でも真昼間の液晶は反射がきつくてピント合せが難しい。そこで矢継早の指示が飛ぶ。お花畑の花を指して 『あれ撮って!』

 どっこい、こっちの青い男流一眼は400mm相当ズームに1.7倍テレコンで680mm×EXズームで1000mm程。接近戦ではピントが合わない。テレコンを外したり、はめたり悪戦苦闘。でも、このクルマユリは僕が発見したのです。

2009年9月15日火曜日

千畳敷バード・ウォッチングⅠ


 3時半に起きて朝食を済ませ、紅茶を沸かしてポットに入れて、いざ出発。

 7時15分ごろ菅の台駐車場着。半袖Tシャツ姿の相方を見て、駐車場の人から『上は今2、3℃だから、暖かい恰好で行ってくださいね』 と言われて仰天。

 ピン・ポイントの天気予報では駐車場辺りの最低が13℃、最高が20℃。標高による温度低下を忘れて一旦準備した冬物のズボン下と薄いセーターを置いて来たのは大失態。確か100mで1℃下がると思い出したが、後の祭。(ロープウェイは標高差950m)。車の中にあったスポーツジム用の長袖アンダー・ウェアを着て、ホカロンを貼り、待ち時間ゼロでバスに乗る。

 ロープウェイ乗り場では行列し、登山者でごった返している山上駅に着いたのが8時半。ここから馬の背のような所まで、登山者が途切れなく続く。真直ぐに上がる距離は300mほどで、徒歩1時間弱とある。難所ではなさそうなので、チョッと行ってみたい気もするが、靴はウォーキング・シューズで、服装も大失態、行きはヨイヨイ、帰りは怖いになりそうで諦め、遊歩道を歩く。

 高山なので鳥はいないかなと思っていたが、声が聞える。ハトより少し小さい、尾の先が白い黒っぽい鳥が岩と潅木の間を行ったり来たりしている。相方が『ホシガラス』と言う。『なんで解る?』 『図鑑で見た』 帰って野鳥の会発行の図鑑、新山野の鳥を見たら相方の言う通りホシガラスだった、恐るべし。

2009年9月7日月曜日

お散歩カメラ


 去年の春に鳥見を始め、夏には相方と2人カワセミのきらめくブルーに夢中だった。
 真夏の真昼間、カンカン照りの土手を水分補給の準備もせず何時間も歩き続け、倒れそうになって車に戻ってエアコンで息を吹き返す危険な経験を何度かした。その後、水分、食料、アメ、首に巻く湿したタオルなどを持参するようになり、行動半径が拡がってカワセミがいる場所を推定できるようになった。

 今年の夏は、相方が選挙の手伝いをすることになり、鳥見に行く機会がなかったが、8月最後に時間を見つけて、いつもの公園へ散歩に出かけた。この公園の裏にある川では2回ほどカワセミを見たが、この日は不在。

 代りに青いトンボがたくさんいました。

 ちなみに、カワセミの羽は青くなく、光の屈折や干渉で青く見えるのだと、紀宮清子さんが『鳥の雑学事典』書いておられます。このトンボも青色色素ではなく、干渉のブルーかな?

 

2009年8月30日日曜日

ひるがの高原バード・ウォッチングⅢ


  朝起きると雨は小降り。昨夕、ロッジ近くの食料品店で買ったコーヒーやパン・野菜などで朝食を済ませ、大日岳の登山口へ向って歩くが、結構な勾配で息が切れる。
 この道に沿って点在する建物は、どれも別荘らしい立派な造りだが、傾斜がきついので、基礎を作るだけでも相当な出費が必要だろう。
 この地でカッコウをカメラに納めたが、霧雨で、もやって見難い。

 ロッジの奥さんに御礼を言って、昼御飯の推薦店を教えて戴き出発。
 教わった蕎麦屋さんは最初とんかつでスタートして蕎麦を追加したそうで、カツと蕎麦はちょっと首をひねる取合せなのだが、肉がとてもやわらかでサッパリしていて、蕎麦と合うのは驚き。前日の蕎麦屋さんと比べて、企業努力と言うか、姿勢が違うな~と2人で納得しながら賞味した。

 ロッジから蕎麦屋さんまでの道に沿って別荘の広告の旗が何本も建っていた。相方が以前新聞で広告を見て、せせらぎがあって、チョッと惹かれたというので、見に行く。ひるがのと違って結構大きなエリアに沢山の区画された土地と家がある。客が少ないようで、店員が車に乗せて熱心にあちこちを回ってくれた。一番最初に見せてくれた土地が日当りとか平坦度とかが良くて、5百万。う~ん、イメージが違う。『永住してる人いますか?』 と問うたが、『いない』 そうだ。

 固定観念かもしれないが、別荘と言うのは八ヶ岳で見たような広い土地に、暖炉がついた洒落た家が建ち、ローバーかVolvoの四駆を無造作に停めて、犬が2匹昼寝してる南面したサンルームでブラームスを聞きながら、鳥の写真を整理するジイちゃん、そんな余裕が欲しい。

 ということは、当然お金が必要ということなんだな。

 よし! 今からでも遅くない、働いて稼ぐぞ!

2009年8月27日木曜日

ひるがの高原バード・ウォッチングⅡ

  前回のように4時起きして行くのは体力的にも無理があるので、前泊して朝早く鳥を見ることになった。オオアカゲラを見た別荘地のコテッジが楽しそうだったので探したら、評判のいいWest Villageという貸し別荘が予約できた。

  調理器具やガスレンジも揃っているので食材持参も考えたが、1泊しか出来ないのに、夕食から準備したのでは、くたびれ果てるだろうとインターネットで探したら、5分ほどの距離に評判のいいイタリアン・レストランOWLと言う店が見つかり、予約を入れた。

  ログハウスに泊るのは初めてだったので、日増しに期待感が膨らんでいくのだが、天気予報が
日増しに悲観に傾いていく。

  最終的に出発の日は朝から雨! 

  一先ず、昼は以前よく行った郡上八幡の蕎麦屋へ寄ったが、ひどくアリキタリの味になっててガッカリ。若い女店員に以前はオジイチャンがいたけれど‥‥?と問うたら、2年前に引退して、今は時々店に来るとの返事。ジイちゃんがいないとこうなるのか~。
 
  店を出て運転しながら嘆いていたら、相方のインスピレーションが働き、雨なら人が少ないだろうから、牧歌の里の温泉に入ろうと決した。で、駐車場に到着してみると、なんと車は3台だけ。温泉に入ると、なんと客は3人だけ! 
雨の露天風呂も風情があって、伸び伸びと温泉を楽しませて戴きました。

  West Villageに着いて、荷物を降ろし、ログ・ハウスに入って驚いたのは室内が清潔なこと。特にバスは、どうやったらこんな風に維持できるのだろう? っていうぐらい奇麗に保たれている。相方は疲れたので、2Fに布団を敷きオヒルネ。

 そうこうするうち予約した夕食の時間になったので、ぶらぶら歩いて
OWLに到着。ほんのりと都会的な香がする若向きのバーで、エスカルゴなどつまみにジンをいただき、気分はリラ~ックス。
 
  食事の後は店から20mほどの蛍が飛びかうスポットへ。何十年振りかにホタルを見て、あ~こんなに明るかったのかって驚き。子供の頃に家の周りに飛んでたな~!

  その夜は豪雨ってほどの強い雨。ログ・ハウスは天井が無いので、結構雨の音がキツイ。僕はジンでぐっすり寝ていたが、それでも時々雨音で目が覚めた。

2009年8月17日月曜日

ひるがの高原バード・ウォッチングⅠ


 暫く前のことですが、4時起きしてひるがの高原へ鳥見に行きました。

 キャンプ場近辺に鳥が多いと聞いていたので、駐車場に止めて車の外に出るなり右から左から鳥の歌声で大興奮。ただ男流一眼こと青いルミックスG1+200mm望遠+オリンパスTCON-17にナカナカ捉えることが出来ません。朝の鳥は早い!

 暫くして冷静になって見ると、ホオジロなどそれほど珍しい鳥ではありません。で、もう少し奥に行こうと車を移動させると、別荘地帯に入りました。

 去年の秋に鳥見目的で八ヶ岳ロッジに泊り、周りを散策したところ、一帯は関東の大手私鉄系不動産会社が開拓した大規模な別荘地帯で、別荘生活もナカナカ渋いな~と思ったのですが、ひるがのの別荘は御当地の不動屋さんが開発販売して、ずいぶんと小ぶりで、その分オーナーが若い。

 これでは近所の団地並だな~、でも草むしりは楽だわね~、草とかの世話もやってくれるところでないと(我々の年では)無理だわな~とか、勝手なことを言いながら別荘地の一番奥まで車を進めました。

 車を降りると、団地の一番奥はまだ伐採されていない雑木林。相方が1本の木を垂直に登っていく鳥を発見。(相方はキツツキが大好きで、一瞬エッと思うような意外なところに見つける)

 で、『撮って!』 というご指示に従い撮ったのがこの写真です。樹間なのに、奇跡的にピントが合ってます。 キツツキは、樹をコンコン叩きながら速いスピードで移動するのでオート・フォーカスでも、ナカナカ上手く撮れません。(マニュアルでは全く不可能です)

 以前はアッサリと 『どうして撮れないの?』 と言われ自尊心をひどく傷つけられたのですが、誕生日に赤いチャンチャンコの代りに 『赤い 女流一眼』をプレゼントして、自助努力を勧めた結果、『数々のご無礼をお許しください』 となったものです。

 オオアカゲラ以外にも、カッコウなど結構鳥の密度が高いので、次はこの地に泊って朝早くから鳥見をしようということで、郡上八幡へ戻り、鮎を食して帰りました。

 次回は、貸し別荘、ログハウス、そば屋さん、ヒルなどについて、老カップルのウンチクを‥‥

2009年7月29日水曜日

同期会


  数年前にリストラがあり、準備していた同期会を中止しました。1名を除く全員が管理職になっていたので、きっと肩叩きされる奴が出る、同期会は平穏に済まないとの読みからです。

 案の定、肩叩きにあったようで、数名が退職。辞めたのは皆少しクセがある奴で、平凡な上司から見ると一見パフォーマンスが悪いとなろうが、実は使いようによっては化けるタイプばかり。うちの会社もフトコロが浅くなったな~と思ったものでした。(某国立大学工学部出身の男は、大型免許を取ってバスの運転手に転進。この発想がユニークでしょう? こんな人こそ残すべきと思いました。)

 それ以来実質的に中止になっていた同期会を、第1回と同じ湯ノ山温泉で35年ぶりに開催することになり、退職した奴らにも声をかけました。浪人・留年や大学院卒やで、昨年から60歳のタイムリミット=定年退職が出ていて、来年以降集るかどうか心もとないので、この際一気に集めるシナリオです。

 で、集りました。25年前に転職した奴にも会えました。ギターが上手くて、中嶋みゆきや小椋桂を独特の節回しで詠う男で、ギターを持って来るように言うのを忘れて残念だと伝えました。ユニークすぎて、平凡な我社に合わなかったようです。

 兎も角、他の中途退職者も含めて全く違和感無く、入社した20代の頃に戻ったような不思議な時間の中で、孫が可愛いとか抜け毛が多いとか結構オジン臭い話も出て、ワアワアと‥‥

 そこから記憶が無く、気が付くと布団の中で朝でした。凄いイビキだったと言われたが、本人は全く分りませんので、フ~ンてなもんで。

 岡山とか長野とか、遠くに帰る奴がいるので朝食を取って直に流れ解散。

 僕は三重県民の森、青川峡、水鈴湖と鳥見の梯子をしながら帰りました。写真は水鈴湖のセグロセキレイです。

2009年7月16日木曜日

チェンバロ弾くぞ

 GarminのNuvi250Plusを見つけてから気に入っている近所のケーズデンキへ行ったら、前から欲しいと思っていたカシオの電子ピアノが本体28千円で売っていた。残念ながら展示品限り。モデルチェンジがあるようで、在庫が無いと言う。
 60の手習に展示品は寂しいので、あきらめて家に戻りインターネットで見てたら、カシオが新型を出すのでモニターを募集している。定価88千円を送料込み59.8千円と価格ドットコムの最安値69千円よりも安い。すぐにアンケートに答えて申しこ込んだらOK.。発売が17日なのに、今日(16日)着いた。腰痛にならないよう1時間ほどかけて、ユックリ組みたてました。
 88鍵のPX-730という機種。黒でなかなかシックなデザイン
 
 何でカシオかというと、うわさでは音源がシュタインウェイだそうで‥‥!
 
 40年近く前に浜松のピアノ屋でシュタインウェイのアップライトを触ったら、あまりに奇麗な音で、ド素人でもこんな音が出るのかと仰天して以来、憧れていたのです。(月給5万円の当時で2百万円以上でした)
  
 音(空気振動)をパテントにするわけにもいかず、肖像権ならぬ音像権も確立されておらず、イササカ疑問無しとはしないが、シュタインウェイを買う層とカシオの電子ピアノを買う層とは元々重複しないから、実害は無いと納得。
 付けたしですが、ヤマハは困るだろうと思います。コンサートグランドの音源を持ってきたのでは話にならないが、少し良いアップライトの音を持ってきても,自社製品とバッティングするからです。
 で、シュタインウェイ?の音源付き電子ピアノのチェンバロ音源でバッハを弾くための練習を始めるという気の長い話でした。

2009年6月25日木曜日

政治の夏

 政治の季節がやってきた。

 マスコミ受けする大阪や宮崎が、好き勝手なことを言い始める。『政治とは所詮どうやって食料を分配するかってことだ』と書かれてるのをどこかで見たが、この2人と名古屋市長は、言い方は悪いが、どん底を生きてる人に対する共感(シンパシー)が無いと思う。知らないんだろううな。

 あなた達、どうやってタベモノ配るんですか? それこそが政治ですよ!

 これだけ経済が落ち込むと、生活への影響が大きい。失業者はアメリカでも日本でもシバラク増え続ける=シバラクは3年程度。

 でもインドや中国は離陸したんだよね。沈む国と登る国がバランスすればいいんですよ!

2009年6月17日水曜日

せせらぎ街道


 2人とも鳥見1年生で確かなことは分らないが、オオルリは高山に移っているようなので、『渓流があって高い所となると、郡上八幡から入るせせらぎ街道しかない!』 との相方のご託宣に従って、13日土曜日6時半に出発。

 とても美味しいそば屋さんがあるので、以前よく郡上に出かけたが、高速道路が片側1車線で、トンネル内は特に狭くて、とても怖かった。今度は郡上までズ~っと2車線なので、走りやすく気が楽。

 高速が上限千円で走れるようになって、軽自動車が増えたと思う。普段は近場のお買物や、仕事場へ行くために丁寧に使ってる奇麗な軽自動車が、排気量に見合った速度で楽しそうに走っているのは、実に微笑ましい。

 無料にしろと言う意見もあるようだが、高速道路を作るのに使った40兆円の借金を、車に乗らず恩恵にあずかることが無い高齢の年金生活者が払う税金からも一緒くたに、返していくのは不公平だから、使う人が払う受益者負担が基本です。

 累進課税みたいに、排気量円に出来ると良いんですが‥‥。軽の人は上限660円、1.5Lの人は1,500円、4L高級車の人は4,000円と言う具合。これは民間的な経済社会的考え方で、自民党は官僚的に一律千円、民社党は社会主義的にゼロ。ロシアも中国も変ったのにな~と思います。民主が政権をとったら昔の英国、フランス、イタリアのように暫くダメになるでしょうね。

 で、せせらぎ街道には、オオルリがいました。ミソサザイも、キビタキもいました。コゲラの子供もいました。お母さんと一緒も撮ったのですがピントがイマイチで‥‥ササが多いので、コルリもいるのではないかと思いますが、姿が見えず鳴き声も分らないので、確認できませんでした。

 近々、食料などもう少しきちんと準備して、もう1時間早く出て、徹底的に調べる予定です。

 

2009年6月7日日曜日

鈴鹿の山Ⅱ


 朝早くなら、駐車場の山桜に下りてくるに違いないと勝手に決め、今日は相方が仕事なので単独行で5時過ぎに出発、昨日に続く宇賀渓駐車場に6時前着、じっと待つ。

 早起きの登山者や新聞屋さんが通る。駐車場と前の山の間には、川があるようで谷になっている。山では、色々鳥が飛んでるが、鳥見1年生にはヒヨドリぐらいしか分らない。向うの山の中で、オオルリの『もういいよー』も聞えるが、こっちまで下りて来ない。1時間待ったが、諦めて三重県民の森に移動。

 メイン・パーキングから上には昨夏1度だけ登ったが、それ以外はズーッと下をワンダーしてきた。今日は上を狙う。昨夜施設の案内でオオルリは4月初旬から6月初旬しかいないと調べてあるので、オオルリは除外。下で何度かキビタキを見たので、これが上にもいるかどうかが、本日のメイン・エベント。(これ昔ボクシングのTV中継でよく聞いた表現で、今もそういう表現してるのかな?)

 で、上に向って歩き始めて、20m。落ち葉の間からからフッと上にあがって枝に止った鳥を双眼鏡で見たら黄色、キビタキだ。エライ簡単に出くわしたな~と思いながら歩いて、展望台近くに行くとフッと舞い上がって枝に止った茶緑色の小さいコがヒタキ独特の尻尾振り、メス。

 一番上の東屋に着いて、ジュースとサンドイッチでノンビリ腹ごしらえ。鳥は飛ぶがヒヨドリがメイン。ゆっくりと下り始め、ほぼ最下段の休憩所でサエズリ♪

 携帯のボイス・レコーダで録音したが、メデイア・プレイヤーでは認識できないそうで添付しません。黄色いコを4百枚ほど撮って、こっちの足腰が与太り始めたので駐車場へ戻る。撮影中に後を通ったご夫婦のハイカーに駐車場近くで会い、『いい声で鳴いていたのはルリですか?』と問われ、『キビタキです』と鳥見1年生らしからず結構セミプロ風にお答え。

 

鈴鹿の山Ⅰ


 相方が石榑峠へ行こうと言いだした。

 『崩れて通行止めだよ』と言っても、『行けるところまで行く』と聞かない。『道が細いからUターン出来ないだろう』と言っても、『バックすればいい』と引き下がらない。

 目的はオオルリ。庭田山のオオルリが何故かいなくなったようで、モット高いところへ行ってみたいということなんだが、最近2人とも運転の腕が落ちてるので、アンマリ気乗りしない。

 相方は、最近仲間2人と超ミニ会社のようなものを立上げて、結構仕事が入り忙しく、2ヶ月ほど鳥見してないのでフラストレーションが溜まって、過激だ。

 一先ず石榑峠へ向う。工事中にも拘らずズンズン走破。が、遂に工事用の車輌で道路が完全に塞がれてる地点に到達。工事してるお兄さんが両腕でバツテンしながら近づいてきて『これ以上は行けない』と言う。

 幸なことにUターン出来、戻り始めて暫くしたら宇賀渓へ曲る地点に出た。相方の『曲れ』の指示に従い曲ったら、すぐ観光協会の駐車場に出くわしストップ。そこから先には進めず、駐車場のおばさんが『5百円払え』と迫る。

 ここまで戻る道すがら、オオルリ特有のさえずり『もういいかいー』が何度も聞えていたので、こんなところに止めなくても、工事で車が通らない元の路上に止めればいいのにと不承不承5百円を渡した。大きな駐車場なのに朝9時でヤット3台目也の駐車して、車を降りたら『もういいかいー』 

 エライ近い所にいるなと思いながら、カメラと双眼鏡の準備をしていたら、トイレに行った相方が走って戻ってきて還暦祝いの赤いG1を引きずり出し、『あそこ(駐車場内)の山桜の木にいる!』

 おっとり刀で行ったら、フッと飛んで、なんと駐車場横の電線に止った。オオルリは近辺の一番高い木のテッペンで、周りを見下ろしながら超美声でさえずるモノと2人とも信じていたので、スズメやカラスと同じように電線に止ったのには、意表を突かれたが、この時点で5百円の元は取った!ニコニコ♪

 この石榑峠駐車場は竜ヶ岳登山の基地らしく、自分達と同じ世代の登山者が次々と登っていくのにはチョッと感動した。

 我々も駐車場のおばさんにもらった地図を片手に、少し歩いてみた。但し、皆さんと違って2時間ほどで到達する頂上への山登りや、河原でのキャンピングが目的ではなく、オオルリ一筋の鳥見散歩だ。

 標高250mの駐車場から、332mの白滝吊橋まで往復約2時間半歩き、駐車場の1羽を入れると都合オオルリ3羽とカケス2羽を間近に見ることが出来大収穫だった。(写真は登山道の樹間から撮ったオオルリです)

 帰りに相方が駐車場のおばさんに『沢山鳥を見れました』と礼を言い、僕も深く一礼して感謝を示しました。

 

2009年5月31日日曜日

男流一眼


1年前に買ったカメラFZ18の解像度が足りないので、同じパナソニック製で新型が出てグット価格が下がった青い一眼G1のダブルズームレンズ付きを発注、一昨日到着。
(新型GH1は高画質の動画が撮れるんだそうだが、動画に興味が無い上、店で触ったら結構重かった。首にカメラをぶら下げ数時間歩き回って鳥を探し、見つけたら手持ちで撮るタイプの高年齢鳥見人には、重量は最重要ポイント。)
FZ18には、パナソニックのレンズアダプターDMW-LA3を介して、オリンパスの1.7倍テレコンバータTCON-17を付けていたので、504mm×1.7=857mm相当。
G1には、430円のマルミ製52mm-55mmステップアップリングを介してTCON-17を付け、望遠側は400mm×1.7=680mm。
35mm換算の倍率は落ちるが、撮像素子が全然違うので、解像度が全く違う。FZ18の5.7×4.3mmに対して、G1は17.3×13.0mmと面積が9倍以上だ。(http://tanupack.com/tanupack/gabasaku/CCD.htm)
青いカメラで追いかけるのは、モチロン青い鳥。前にFZで撮った東山のルリビタキは3m先、今日のG1庭田山のオオルリは30m先。
10時過ぎに着いた庭田山を12時過ぎに下り、藤原山麓のパンの美味しい喫茶店でサライを読みながらランチを食べモカを味わう。
南西の小川でキセキレイ親子を撮り、周りの麦畑には上げ雲雀名乗り出で、カミ ソラニ シロシメス、スベテ ヨハ コトモナシ!

2009年5月24日日曜日

文明への復帰

 突然 4月初めに転勤になり、生れ故郷の実家に42年ぶりに帰ってきた。

 家は母親がなくなってから空家になっていたので、妹が掃除をして住めるようにしてくれた。水道・電気・CATVは切断してなかったが、電話・ガスは切ってあった。

 昨日は、一斉に復帰。

①.午前11時 CATV アナログ⇒デジタルへ 

②.午後 1時 インターネット・光電話 接続

③.午後 2時 火災保険 契約更改

 ガスは使わずIHなので、ガスの復帰は無し。工事やらパソコンの設定、料金の引き落しの準備などで丸1日バタバタした。

 一番もたついたのがNTTのIDで、何回インプットしても間違ってると表示してくる。窓口に電話したらIDを読めと言う。読みあげたら、後から4つ目の文字が違う、半角英数のIDの後のカタカナ数字表記を見よと言う。

 よく見たら、確かにエルlではなくイチ1だった。『有難う』と思わず御礼を言ったが、後で『最初から紛らわしい文字は使うな!』と思った。例えばゼロ0とオーO。会社で製品に表示をする時には、こういう紛らわしい文字は使わないことに決めてある。

 いやいや、その手の誤解を防ぐために英数半角のIDの後ろに、カタカナで読みを書いてあるでしょうと言いたいのだろうが、ヤッパリ初めから誤解しやすい文字を使わないことが基本だろう。電話口の女性も『間違えやすいんですよ』と言ってたから、問合せも多そうだ。

 ともあれ7週間ぶりにパソコンがインターネットに繋がったら、また文明に復帰したように思えた。パソコンは今や計算機ではなく完全な通信機なんだと痛感した。

2009年3月9日月曜日

もうすぐ春


 相方が友人達と昼御飯を食べると言うので、植物園の前で降ろしてもらい単独行。1万歩コースで、好きそうな場所があるので、そこで暫くじっとしていたら、出てきましたネ。

 書いてないですが、岐阜城公園で10mぐらい先で、ワンマンショーしてくれたのを、ジッと写し続けて以来だ。近すぎて、カメラのピントが合わない。

 こういう具合に近場で撮れると、並級の機材でも結構いけるもんだな~と思いました。

2009年1月9日金曜日

大阪城のジョウビタキ


ナンダカンダあって冬になってしまった。オマケに年も変った。カワセミを追っかけてたのは真夏。そして今は真冬。こんなブログって許されるのか?

秋に名古屋城公園や大阪城公園で渡りの前のオオルリやキビタキを見て、あまりの美しさに感動したのだが、今はジョウビタキやルリビタキの美しさに圧倒されてる。

カメラも上達して換算1300mm手持ちで、シャキッと撮れることもあるところまで来た。

いい正月だった。