2015年4月13日月曜日

ALTEC DIGをFOSTEX FF225WKでレトロフィットⅠ

 35年ほど前に買ったスピーカーALTEC DIGを引き出してアンプに繋いだがウンともスンとも言わない。
 ネットで調べたら8インチφ200スピーカーユニット409Bが湿気に弱くサビ原因の断線が多いようで、3年前に同じ症状でユニットをFOSTEXのFE204に交換した人を見つけた。

 先人にならって僕もFOSTEXに交換することにしたが、FEはバックロードホーン用なのでバスレフ用のFF225WKに決めた。

 ただ厄介なことにDIGはバッフル板の後ろからユニットを取り付けてあり、スピーカーの穴はφ180。先の人も後ろから取り付けている。

 FFをφ185の穴を通して前から取り付けるように指定してるFOSTEXへ「後ろからφ180穴へ取り付けたらどうなるか?」と問い合わせたら、「縁のプラスチック・リングが割れるので不可」の回答。

 φ180をφ185に拡大する方法を色々調べて、ノコヤスリという江戸時代からの道具を発見。四日市のホームセンターディオワールドへ行き、ヤスリ売り場で「ノコヤスリありますか?」と訊いたら「聞いたことがことがないがどんなものですか?」。
 「のこぎりが斜めに交差して、切り粉が落ちるように穴が開いていて…」
 店員さんと2人で探したら棚の一番端に一本ぶら下がっていた。2人共初めて見るノコヤスリ…ラッキー!

 20ミリ厚のバッフル板を15分ほど削ると、あっけなくφ180がφ185になって、凄いぞノコヤスリ!
 
 うまく追加工できたので早速FOSTEX FF225WKとターミナルP24B各2個、40Wはんだごてセット、バナナプラグ12本セット、3m×2本組スピーカーケーブルをAMAZONへ発注。翌日には全て揃い、『村田製作所の「エレきっず学園」のうまくいく電子工作のコツ「はんだ付け」』に従って組み立てた。

 ALTEC 409Bは同軸2WAYだがFOSTEX FF225WKはフルレンジ。
 僕の評価用CD ①シャルル・デュトワ/モントリオール交響楽団サン=サーンス交響曲第3番の壮大なオルガン ②デュメイ/ピリスのフランク バイオリン・ソナタの繊細なバイオリンいづれも文句なし。
 (クリックすると画像が拡大します)

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